陳重権、光云大学特任教授(画像提供:wowkorea)
陳重権、光云大学特任教授(画像提供:wowkorea)
チン・ジュングォン(陳重権)クァンウン(光云)大学特任教授は、イ・ジェミョン(李在明)共に民主党(野党)代表に関連する人たちが相次いで死亡したことについて「(李代表に)会わなかったら、この人たちは生きていただろう。良心の呵責(かしゃく)もなく検察のせいにするだけだ」と批判した。

陳教授は10日午後、CBSラジオの番組‘パク・ジェホンの一本勝負’に出演し「李代表に会わなかったらこの人たちは生きているだろう。李代表のせいでそうなったのなら、良心の呵責を感じるのではないか。そのようなことはなく、引き続き検察のせいにしている」と述べた。

さらに「どうして人間があんなことをできるのかという怒りを感じる」と批判した。

これに先立ち、李代表がキョンギド(京畿道)知事の時に秘書室長だったチョン某氏が9日の午後6時45分ごろ、ソンナム(城南)市スジョン(寿井)区の自宅において死亡した状態で発見された。その他にも李代表の指示どおり、テジャンドン(大庄洞)開発事業を行った城南都市開発公社のユ・ハンギ元本部長とキム・ムンギ元処長、李代表の弁護士費代納疑惑提起者と李代表の妻の法人カード流用事件関連者など、4人が自ら命を絶っている。また、大庄洞不正事件の主犯であるキム・マンベ氏、ユ・ドンギュ氏も自ら命を絶とうとしていた。

チョン元室長はノート6ページ分の遺書を通じて「私は仕事を熱心にしただけなのに、検察の捜査対象になって悔しい」と記述していたという。李代表に対し「もう政治を手放せ」「これ以上の犠牲はあってはならない」などの内容も遺書に含まれていたという。

チョン元室長の死亡について李代表は「誇らしい公職生活の成果が検察の捏造(ねつぞう)の前に否定され、持続的な圧迫捜査でどれほど大変だったか」と検察の過剰捜査を批判していた。

陳教授は「検察の過剰捜査が悲劇を呼び起こした」という李代表の主張について「チョン某室長は昨年12月に城南FC事件に関して1回だけ取り調べを受けた。録画された取り調べは、すべての状況が録画されている。録画されるのに、検察はそこで強圧捜査をしたり、不適切な取り調べをするだろうか」と主張した。

陳教授は「私はこの方(チョン某室長)の責任ではないと思う。なぜなら公務員だから。言われたとおりにしなければならず、目上の人が行こうというところについて行ったのではないか。ところが、本人は非常にプレッシャーを感じた」と述べた。

また「違法な行政行為に動員されたのではないか。それに対する罪悪感のために、負担感のために自ら命を絶った」と主張した。

続いて「結局、それを指示したのは誰か。李在明代表だ。ところが、李代表は『検察のせいだ』としている。私は人間的に本当に怒っている。李代表はこのようなことが起きたら、自ら責任を負って出てきて『他の人に責任はない』、『私の言うとおりにしただけだ』とこのようにしなければならない。なのに、自分はすっと抜ける」と指摘した。

陳教授は「そうなると、下の人たちは当惑する。言われたとおりにした人たちはその責任を自分が被ることになる。そのせいで4人が命を失った」と主張した。

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