ソウル市内の映画館に設置された映画「THE FIRST SLAM DUNK」のパネル=(聯合ニュース)
ソウル市内の映画館に設置された映画「THE FIRST SLAM DUNK」のパネル=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】日本の人気漫画「SLAM DUNK」を原作とするアニメーション映画「THE FIRST SLAM DUNK」が韓国で公開されて以降、シューズやバッグ、ウエアなどバスケットボール関連商品の売り上げが大幅に増加したことが、24日分かった。

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 小売り大手の新世界グループが運営するインターネット通販サイト「SSGドットコム」は、映画の封切りから1週間後の11日から18日までの売上データを分析した結果、バスケットボール用品の売上高が前年同期比26%増加したと明らかにした。

 同サイトの漫画カテゴリーでも、原作漫画の全巻セットが売り上げ1位を記録するなど注目されている。

 インターネット通販サイトのGマーケット・オークションがバスケットボール関連商品の売り上げの伸び率を分析した結果、シューズが488%で最も高く、ウエア(350%)、バスケットボール用品(92%)、バッグ(32%)の順だった。

 漫画本の注文は前年同期比1057%増加し、映画公開の影響が顕著に表れた。

 SNS(交流サイト)では「スラムダンク全集」「スラムダンクフィギュア」「ザ・ファーストスラムダンク」などのハッシュタグをつけた投稿が多数確認できる。

 現代百貨店は、ソウル・汝矣島のザ・現代ソウルで26日から来月7日までSLAM DUNKのポップアップストアを展開。限定版フィギュアやユニフォームなど約200種のグッズを販売する。

 このほか、アクセサリーメーカーの「SMITH&LEATHER」はスマートフォンケース、パスポートケース、キーホルダーなど約60種、プレミアムカジュアルブランド「AECAWHITE」は衣類や雑貨など約20種のキャラクター商品を販売する。

 「THE FIRST SLAM DUNK」は韓国で公開されてから2週間で観客動員数100万人を突破し、観客100万人を超えた今年初の映画となった。

 仁荷大消費者学科の?銀姫(イ・ウンヒ)教授は「1990年代にスラムダンクを楽しんでいた世代が中高年になり、高い購買力でバスケットボール用品の消費をリードしているとみられる」と説明した。


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