韓国与党の許議員、「ビッグデータ分析技師の試験でエラーが生じた場合、支援の道が開けた」(画像提供:wowkorea)
韓国与党の許議員、「ビッグデータ分析技師の試験でエラーが生じた場合、支援の道が開けた」(画像提供:wowkorea)
韓国の技術資格試験「ビッグデータ分析技師」試験の際、運営機関である韓国データ産業振興院の帰責・不注意でエラーが発生した場合、受験者が支援を受けられる道が開けた。

 韓国与党「国民の力」のホ・ウナ(許垠娥)議員が同院に資料を要求。提出を受けた資料によると、ビッグデータ分析技師検定管理・運営規定の中で、総括委員会主要業務に「試験に関連したエラーが発生した場合の受験者支援に関する事項」が新設された。

 これまでは、試験の際にさまざまなエラーで受験生が被害を受けたにもかかわらず、これといった被害補償をしてこなかった。この試験を受けた受験者の中で、約80%が若者だ。

 これについて許議員は今年の国政監査で、試験のエラーに関連した支援案を含め、資格試験運営改善計画の樹立を要請。許議員が要請してから約1か月に「資格試験運営改善計画」の改正案が発表された。これによると、運営機関の過失により試験でエラーが発生した場合、受験者に次回の受験料を免除するなど支援することになった。

 許議員は「就職を望んでいる若者にとって、希望を与える資格試験が、若者に絶望を与えてはならない。試験の運営機関である韓国データ産業振興院が責任意識を持って、若者の受験者に対する権利を保護するために努力すべきだ」と述べた。
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