統一部関係者は6日、取材陣に会い、「先月7日の総参謀部の報道、きのうの報道官の発表などを見ると、北朝鮮の対応措置が続く可能性が高い」と述べた。
北朝鮮はきのう、9・19軍事合意で定めた緩衝区域内に砲弾射撃を実施した。合同参謀本部によると、北朝鮮はカンウォン(江原)道クムガン(金剛)郡一帯とファンへナムド(黄海南道)チャンサン(長山)串一帯でそれぞれトンヘ(東海、日本海)、ソヘ(西海、黄海)上に約130発の放射砲(多連装ロケット砲)と推定される砲弾射撃を敢行した。これは韓国軍が前方地域で実施した多連装ロケットシステム(MLRS)射撃訓練に対する対応とみられる。
統一部関係者は、「最近、北朝鮮軍は軍事分界線付近でわれわれの正常な軍事訓練に対し問題提起を続け、これに対応する軍事的な措置を取ってきている。われわれに対し軍事分界線一帯での軍事訓練の中断も要求している」と指摘した。
また、「問題は北朝鮮が南北間の合意に違反し続けているという点」とし、「南北間の合意は相互尊重され、共に履行しなければならない」と強調した。
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