サムスン・SK・LGなどの大企業によるR&D投資が活発、未来に向けた技術投資として=韓国(画像提供:wowkorea)
サムスン・SK・LGなどの大企業によるR&D投資が活発、未来に向けた技術投資として=韓国(画像提供:wowkorea)
「サムスン電子」の四半期報告書によると、同社はことし1~9月期まで研究開発(R&D)に18兆4556億ウォン(約1兆9374億円)を投資。前年同期比で14%増加した。これは1~9月期のR&D投資額においては、過去10年間で最大規模となる。

こうした動きは同業他社でも同様だ。「SKハイニックス」はことし1~9月期、3兆6368億ウォン(約3817億9126万円)を投資した。前年同期比20.9%増となる。同社も1~9月期では、投資額が過去10年間で最大を記録した。

また「サムスン電機」によることしの合計R&D投資額は4358億ウォン(約457億5028万円)で、前年同期比8.6%増えた。過去10年間で最大となる。

このほか「LG電子」によるR&D投資は、過去10年間で最大ではないが、これまで縮小していたR&D投資がことしは一転、技術開発に注力している。同社の1~9月期のR&D投資額は2兆9696億ウォン(約3117億4860万円)で、前年同期比15.5%増えた。昨年1~9期の投資金額は前年同期比14%、また2020年も前年比0.7%、それぞれ減少していた。

業界の関係者は「R&D投資は、市場開拓や今後の成長につながる技術の育成など、企業の未来にとって必須。業況悪化や実績不振を理由に力を抜くことはできない」と述べている。
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