韓国の教育省(画像提供:wowkorea)
韓国の教育省(画像提供:wowkorea)
韓国では「大統領退陣ロウソク集会に参加すれば、奉仕活動の実績として認められる」といううわさが拡散したことで、教育部(省)が「虚偽事実だ」として対応に乗り出した。

教育部は25日「教育現場の混乱を最小化し、教育の政治的中立性と学生の学習権を保障するため、虚偽事実を掲載したポスターを作成し流布した者を、警察に捜査依頼した」と明らかにした。

最近、オンラインコミュニティとSNS上には「ロウソク中高生市民連帯」などの主催により、来月(11月)5日にソウル・クァンファムン(光化門)広場で開かれる「第1回ユン・ソギョル(尹錫悦)大統領退陣中高生ロウソク集会」広報ポスターがあがっている。

一部のポスターには「集会に参加して、奉仕活動の時間として認めてもらおう」という文もつづられていて、実際「集会参加が奉仕活動として認められるのか」と確認したり抗議する電話が、教育部やソウル市教育庁に殺到していることが伝えられた。

しかし「政治目的の集会は、“志願奉仕活動基本法”と市・道の教育庁が “奉仕活動運営基本計画”で定めた非政派性の原則に違反したものであることから、奉仕活動として認めることができない」というのが教育部の説明である。

教育部は教育庁に、学生安全のための対策づくりを求めた。

教育部は「学生の自治活動と社会参加を支援するが、教育現場を混乱させる虚偽事実には厳重に対応する」とし「教員が、特定の政党を支持したり反対するために学生を指導してはならないということも、教育庁に伝えた」と明らかにした。

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