【公演レポ】「NiziU」、「Brave Girls」、「ATEEZ」、チョ・ユリら今をときめく旬アーティストが「KCON2022 JAPAN(3日目)」で一夜限りのスペシャルパフォーマンス!(画像提供:wowkorea)
【公演レポ】「NiziU」、「Brave Girls」、「ATEEZ」、チョ・ユリら今をときめく旬アーティストが「KCON2022 JAPAN(3日目)」で一夜限りのスペシャルパフォーマンス!(画像提供:wowkorea)
世界最大級のKカルチャーフェスティバル「KCON2022 JAPAN」が10月16日に最終日を迎えた。「KCON」は、音楽、美容、ライフスタイルなど様々なジャンルでKカルチャーを体感できる世界規模の大型イベント。日本でも2015年の初開催以降、多くのK-POPファンを魅了し続けている。ことしは東京・有明アリーナで3年ぶりのオフライン開催。ファン待望のオフライン公演「KCON2022×M COUNTDOWN」最終日の模様をお届けする。

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最終日のプレショーは、観客の誰もが予想していなかったサプライズ発表に会場全体からどよめきが。2023年放送予定のNetflixオリジナルドラマ「イ・ドゥナ!」の劇中に登場するガールズグループ「DREAM SWEET」が、この場でドラマ撮影をするとアナウンスがあり、主演のスジ(元miss A)がステージに登場。1曲通しで披露したあと、ドラマに使うシーンの撮影も行い、観客全員がくぎ付けになった。

本編のオープニングは、日本でも高い人気を誇る8人組ボーイズグループ「ATEEZ」からスタート。爽やかな海の映像をバックに、「WAVE」を披露し、オープニングから会場の熱気は急上昇。メンバーもステージ端に立って、指ハートを飛ばしたり、ファンに手を動かすようあおったりと、楽しそうな様子。最後は横一列に座り、ギャルピースで締めくくった。

ことしの「KCON2022×M COUNTDOWN」のMCを務めたのはファン・ミンヒョン(NU’EST)。「いよいよ『KCON2022 JAPAN』も最終日となりますが、ATEEZのみなさんが元気よく最終日の幕を開けてくれました。そのおかげで会場内の熱気もすごいですね。『KCON2022 JAPNA』最後の夜、思いっきり楽しんでください!Let’s KCON!」と、あいさつした。

続いて登場したのは、ことし3月にデビューした新人ボーイズグループ「TEMPEST」。秋らしいカジュアルな衣装を身にまとい、「Can’t Stop Shining」と「Bad News」の2曲を披露した。「みなさんに温かく迎えていただいている、この瞬間が本当に夢みたいです。これからも僕たち『TEMPEST』のことを覚えてもらえるようにもっともっと頑張ります!」と、ヒョンソプが意気込んだ。

2020年デビューの9人組ボーイズグループ「DKB」は、クールな黒い衣装で登場。ことし8月にリリースした最新曲「24/7」と、強いビートで中毒性のある「Sober」の2曲を披露。「今日は僕たちにとって忘れられない1日になると思います。なぜならずっと憧れていたKCONで初めてパフォーマンスをさせて“あ”ただけることになったからです」と、ヒチャンが少し日本語をミス。すかさず日本人メンバーのユクが「いただける」と優しくフォローした。

続いて、KCONでしか見られないCollaboration Stage。日本でも爆発的ヒットとなった韓国ドラマ「愛の不時着」のOST「Here I Am Again」を、ジョンホ(ATEEZ)とチョ・ユリの2人が歌い上げた。スモークがたかれ、幻想的な雰囲気のステージに響き渡る2人の美声に会場も酔いしれた。

日本でのドームツアー公演も決まり、勢いが止まらない「NiziU」は「Step and a step(KOR VER.)」からスタート。「私たちのデビュー曲『Step and a step』の韓国語バージョンをお届けしました。私たちにとっても思い入れのある楽曲なので、みなさんの前で披露することが出来て幸せです!」と、笑顔のミイヒ。「皆さんと楽しめるパフォーマンスをいっぱい準備してきたので、一緒に楽しみましょうね~!」と、リオが元気よくあいさつ。クセになるリズムが特徴的な「Chopstick」や、エネルギッシュなダンスナンバー「CLAP CLAP」も披露し、会場全体を盛り上げた。

続いて、“第4世代を代表するグローバルルーキー”として絶大な人気を誇るガールズグループ「Kep1er」。まずはダヨン、シャオティン、ヒカルの3人がダンスで扇動すると、他のメンバーもステージ下からせり上がって登場。パワフルなダンスが魅力的な最新曲「We Fresh」を日本のファンの前で初披露した。リーダーのユジンが「みなさんに早くお見せしたくて準備しました!一緒に盛り上がってくれてありがとうございます!」と、会場の盛り上がりを喜んだ。日本でもダンスカバー動画が話題となった「WA DA DA」、「Up!」など計3曲を披露した。

Special Stageでは、MCのファン・ミンヒョンが自身出演ドラマ「還魂」のOST「Just Watching You」を披露。白いシャツに黒いパンツ姿で、ステージ中央に立つりりしい姿に思わず会場もうっとり。透き通る美しい歌声を会場全体に響かせた。

元「IZ*ONE」のメンバーで、2021年にソロデビューしたチョ・ユリは、愛くるしいルックスと透明感のある歌声でファンを魅了した。「日本のみなさんとお会いするのは久しぶりなのでワクワク、ドキドキしています。すごくすごくこの瞬間が待ち遠しかったので、今日は時間が経つのがあっという間でした。残りの時間も楽しんでくださいね!」と、一生懸命日本語であいさつする姿がとてもキュート。「Love Shhh!」と「GLASSY」の2曲を披露した。

Z世代POPスペシャルのコーナーでは、「NiziU」がナヨン(TWICE)のソロデビュー曲「POP!」をカバーし、会場を沸かせた。さらに、「歴代KCONのうち、もう一度見たいステージ」をカバーするRelay Performance Challengeでは、「Kep1er」が「I.O.I」の「Very Very Very」をカバー。KCONならではのスペシャルステージに、ファンから大きな拍手が送られた。

デビュー10年目の2021年に一躍人気グループの仲間入りを果たした「Brave Girls」。2017年にリリースした「Rollin’」がYoutubeで話題となり、チャートランキング圏外から一気に1位に返り咲いた奇跡のガールズグループだ。「KCON2022 JAPAN DREAM STAGE」のオーディションを勝ち抜いたファン50名と一緒に、KCONのステージで「Rollin’」を披露した。「Whistle」、「Chi Mat Ba Ram」の2曲も披露し、熱量のある歌声と大人の女性の魅力あふれるパフォーマンスでファンの心を掴んだ。

「KCON2022×M COUNTDOWN」のトリを飾ったのは「ATEEZ」。赤と白のレーザーライトに照らされたステージで、まず披露したのは「Guerrilla」。メンバーのホンジュンとミンギが作詞に参加し、サイケデリックなサウンドが耳に残る1曲だ。客席では「ATEEZ」公式ペンライトの白い光が揺れ、会場の熱気は最高潮に。KCON恒例のMake a Wishのコーナーでは、ミンギがスーパーキューティーセクシーな愛嬌(あいきょう)でファンをメロメロに。さらにヨサンは「ATINY(「ATEEZ」のファンの愛称)サランヘ! 」と、マイクを通さず地声で叫び、ファンを喜ばせた。「Better(JP ver.)」、「Dreamers(JP ver.)」の爽やかなナンバーを2曲披露したあとは、ファン人気の高い「The Real(興Ver.)」。ホンジュンが一発キックをかまし、挑発的で迫力あるパフォーマンスで会場を圧倒した。途中のダンスブレイクではソンファとホンジュンがキレッキレに踊りを決め、単独ライブなみの盛り上がりをみせた。

最後は、出演者全員がステージに上がってフィナーレ。3日間にわたって開催された「KCON2022 JAPAN」も大成功のうちに幕を下ろした。

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