海外歴訪時に建希夫人が着用の高価ネックレス、「誰から借りたのか」との質問に大統領室「資料が手元にない」(画像提供:wowkorea)
海外歴訪時に建希夫人が着用の高価ネックレス、「誰から借りたのか」との質問に大統領室「資料が手元にない」(画像提供:wowkorea)
ことし6月、ユン・ソギョル(尹錫悦)大統領の夫人=キム・ゴンヒ(金建希)氏が海外歴訪時に着用していた高価アクセサリーの「申告漏れ疑惑」と関連した国会の質疑に対して、韓国大統領室が具体的な答弁を拒否したことがわかった。

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 19日、国会運営委員会所属の「共に民主党」チョン・ユンギ議員によると、大統領室は先ごろ、資料要求答弁書で「夫人のアクセサリーに関して、大統領室は関連資料を保有していない」と回答した。

 これに先立ち、チョン議員は金建希夫人が先月、NATO歴訪時に着用していたアクセサリーに関する詳細な質疑書を大統領室に送付。質疑内容は、当該アクセサリー類を正確に「誰から借りたのか」、「どのように借りたのか」、「知人から借りたというアクセサリーはどれか」、「借りた際、金銭支給はあったのか」などが含まれた。

 これと関連し、大統領室は関連資料を保有していないとし、「それ以外の事項や、それ以上の資料を提出するのは難しい点をご理解願いたい」と回答した。

 これに先立ち大統領室は先月30日、尹大統領のNATO会議出席時、同行した建希夫人が着用していた高価アクセサリーが「数千万ウォン(約数百万円)のネックレス」だったが、財産申告内訳に入っていなかったとの疑惑が持ち上がった。

 これに対して、装身具3点のうち2点は知人から借りたもので、1点は小商工人から購入したため「財産申告対象ではない」と説明していた。

 一方、民主党法律委員会は去る7日、建希夫人の宝石類が公職者財産申告対象である「500万ウォン(約50万円)」を超えていたにもかかわらず、申告内訳に入っていなかったと指摘。知人に借りたという説明も「納得できない」として、尹大統領を公職選挙法上虚偽事実公表の疑いで検察に告発した。

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