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同社は7月1日、ドイツのミュンヘンに「SDI R&D Europe(SDIRE)」を設立。2023年には中国にR&D拠点を設立する予定だ。
SDIRAはリチウムイオン電池関連の革新的な技術や次世代バッテリーのR&Dに向け、大学またはスタートアップと協力する計画だ。さらに、バッテリーの工程や設備に関するR&Dに強みを持つ大学や研究機関と共に課題も遂行する。
サムスンSDIはこれを通じ、優れた人材を確保しR&Dインフラを構築できることに期待を寄せている。
これに先立ち同社が3月に発表した事業報告書によると、2021年における研究開発費は過去最大の8776億ウォン(約898億円)を記録した。
サムスンSDIのチェ・ユンホ(崔輪鎬)代表取締役社長は「SDIRAやSDIREなど海外に研究所を設立するのは、世界的な先端技術と海外の優れた人材を活用して技術競争力で大きな差をつけ、製品の品質を世界最高レベルへとより強化するため」と述べた。
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