「起きたら服を脱がされてた」… 性的暴行を受けたという女性に虚偽告訴の判決=韓国(画像提供:wowkorea)
「起きたら服を脱がされてた」… 性的暴行を受けたという女性に虚偽告訴の判決=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国で歌謡酒場で会った男性に「性的暴行を受けた」として虚偽告訴した女性に実刑が宣告された。2人は合意の下で性関係を持ったが、女性が警察に虚偽の陳述をして事件となった。

 韓国大邱(テグ)地裁は15日、虚偽告訴等罪で起訴されたA被告(38)に懲役1年を言い渡したことを明らかにした。

 歌謡酒場の接客業をしているA氏は2020年7月、客として会った男性B氏を相手に警察に性的暴行の被害を虚偽で陳述した疑惑を受けている。

 当時、A氏は「(B氏が)泥酔した私をモーテルに連れてきて性的暴行をして逃げた」とし、「起きたら服が脱がされていた。B氏を処罰してほしい」と主張した。しかし、捜査の結果、A氏の主張は偽りであることが明らかになった。

 判決文によると、事件当日、A氏とB氏一行など4人はキョンサン(慶山)のある歌謡酒場で4時間ほど酒を飲んだ。その後、店を出た彼らは食堂で酒と一緒にカムジャタンを食べた。

 この時、B氏が「モーテルに行ってしばらく休む」と言うと、A氏がB氏について出ていったと伝えられた。この日、彼らが訪問したモーテル内の防犯カメラや店員の陳述などによると、「泥酔した状態だった」というA氏の主張は事実とは違った。

 A氏はモーテルでB氏に普通に話しかけたり、彼氏と電話を5回してタバコを吸うなど、B氏がモーテルを離れる前に起きていたことが分かった。

 しかし、B氏がモーテルを出て約40分後、A氏は突然警察に電話をかけ、「性的暴行を受けた」と通報した。

 これに対し裁判所は「性犯罪捜査・裁判過程では被害者の陳述が唯一の直接証拠である場合が多く、虚偽告訴を受けた人は潔白を明らかにすることが容易ではなく深刻な被害を受ける可能性が高い」とし「B氏に刑事処罰の危険が現実化されていない点などを総合した」と量刑理由を明らかにした。
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