笑う生命保険会社と泣く損害保険会社、上半期に実績が交錯=韓国(画像提供:wowkorea)
笑う生命保険会社と泣く損害保険会社、上半期に実績が交錯=韓国(画像提供:wowkorea)
「ハンファ(韓火)生命」は上半期(単独決算)、当期純利益が1067億ウォン(約109億2864万円)で57.4%減少したと明かした。また「プルデンシャル生命」の当期純利益は1577億ウォン(約161億5226万円)で18%減、「新韓ライフ」も2775億ウォン(約284億2266万円)で31.5%減少した。

生命保険会社の業績不振は、市中金利の急騰とこれによる資産市場の下落による。金利が上昇して保有している債権の評価に影響し、損失が膨らんだ。また保険会社は変額保険を販売する際、期待収益率よりも実際の収益率が下落した場合の差額分を準備金としなければならないが、これが損失として認識された。

一方で損害保険会社の実績は好調だった。何より損害保険会社の損害率が改善されたことによる。

「DB損害保険」は当期純利益が5626億ウォン(約576億2374万円)で32.2%増加。自動車保険や長期保険の損害率が改善されたうえ、事業も好調だった。同社の自動車保険の損害率は76.0%で、前年同期比2.2%改善している。

「現代海上保険」は税引前当期純利益が3514億ウォン(約359億9179万円)で41.1%増えた。自動車保険は自動車事故の減少で、損害率が1.6%改善。長期保険も過剰な白内障手術請求などが減少し、損害率が0.7%下落した。

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