“人脈キャスティング”論争オク・チュヒョン…過去に発言していた?(画像提供:wowkorea)
“人脈キャスティング”論争オク・チュヒョン…過去に発言していた?(画像提供:wowkorea)
歌手でミュージカル女優のオク・チュヒョン(Fin.K.L)が、ミュージカル「エリザベート」10周年記念公演での“人脈キャスティング”論争に包まれるなか、彼女が過去に出演したバラエティー番組で、「エリザベート」のキャスティングに関与したと言及した内容が再び話題になっている。

オク・チュヒョン(Fin.K.L) の最新ニュースまとめ

 オク・チュヒョンは、2015年6月に放送されたMBCのバラエティー番組「ラジオスター」に、ミュージカル「エリザベート」の番宣で俳優イ・ジフン、シン・ソンロク、キム・スヨンとともに出演した。

 この日、「エリザベート」のキャスティングに関する秘話も明かされた。イ・ジフンは、「エリザベート」で2つの役を同時にオファーされたとし、「ルキーニ役とトート役をオファーされた。正確に話すと、シン・ソンロクをキャスティングするのが大変で、トート役が僕に来た」と明らかにした。

 続けて、「ルキーニ役は再演でも演じたので、1週間だけ時間をくれと言った。でも、その間にシン・ソンロクと話が終わっていた」とし、「僕はそのままルキーニ役を引き受けることにした」と打ち明けた。

 これにオク・チュヒョンは、「(制作会社から)これらすべてを聞かれたことがある。ジフンさんはソンロクが演じた役も本当によく似合っている」と話して、注目を集めた。これはつまり、「エリザベート」の制作会社側が、ルキーニ役とトート役に対するキャスティングについて、自分にアドバイスを求めたという意味だ。

 これを聞いた出演陣は、「すべてのことを調整する影の権力者」と言って感嘆し、シン・ソンロクも「僕たちが知らないことを、すべて調整していたんだ」と加えた。司会のユン・ジョンシンも、「社長より上にいるんだね」と冗談を言ったりした。

 先立って、俳優キム・ホヨンは今月14日、自身のSNSにオク・チュヒョンを攻撃するようなコメントを掲載し、業界におけるオク・チュヒョンの“人脈キャスティング”を指摘したとの憶測を呼んだ。8月に開幕するミュージカル「エリザベート」のキャスティングは、オク・チュヒョンが自身との親交関係による影響力を行使した結果という疑惑も提起された。

 これにオク・チュヒョンは、「事実関係なしに口と指を動かした人、懲らしめないと」として、“無礼な憶測”と反論した。その後、キム・ホヨンとネットユーザー2人を名誉毀損(きそん)などの疑いで告訴した。
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