北朝鮮の金正恩総書記は、今月21日につづき22日も労働党中央軍事委員会拡大会議を主宰した(画像提供:wowkorea)
北朝鮮の金正恩総書記は、今月21日につづき22日も労働党中央軍事委員会拡大会議を主宰した(画像提供:wowkorea)
北朝鮮は最前方部隊の作戦任務を追加し、関連作戦計画を修正するものとみられる。小型核弾頭を搭載した新型戦術誘導武器および短距離ミサイルを最前方部隊で運用し、作戦計画も修正するものと分析された。

キム・ジョンウン の最新ニュースまとめ

北朝鮮の国営“朝鮮中央通信”はきょう(23日)「北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)総書記は、今月21日につづき22日も労働党中央軍事委員会拡大会議を主宰し、前線部隊の作戦任務の追加と作戦計画の修正案・軍事組織の改編問題などを話し合った」と報道した。

朝鮮中央通信は「会議で、党の軍事戦略的計画にしたがって朝鮮人民軍の前線部隊たちの作戦任務を追加・拡張し、作戦計画を修正する事業と重要軍事組織編制の改編に関する問題を討議した」と伝えた。

つづけて「軍の総参謀部が党中央軍事委員会の副委員長の指導の下、これらの問題に対する研究討議を行ない、その結果を総合して文書に作成し、党中央軍事委員会に報告した」と説明した。

朝鮮中央通信は「キム総書記は、前線部隊たちの作戦能力を高めるための重要軍事的対策をとっている党中央の戦略的見解と決心について語った」とし「事業の重要性を強調し、その実行における諸般の原則と課業と方法を宣言した」と伝えた。

北朝鮮は核実験のための物理的準備が完了した状況の中、今回の会議を開催したことから、核実験に関するメッセージが出るのか関心が集まっているが、まだこれに関する事項は出ていない。

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