「人気歌謡」に出演した「BTS(防弾少年団」」。「For Youth」を歌うV。(画像:画面キャプチャ)
「人気歌謡」に出演した「BTS(防弾少年団」」。「For Youth」を歌うV。(画像:画面キャプチャ)
ソロ活動に専念することを発表した「BTS(防弾少年団)」が、ニューアルバム「Proof」を引っさげ、約2年ぶりに韓国の音楽番組に出演。6月15日(水)のMBC M「SHOW CHAMPION」、16日(木)のMnet「M COUNTDOWN」、17日(金)のKBS2「ミュージックバンク」、19日(日)のSBS「人気歌謡」で1位を獲得し、4冠達成という輝かしい成果でカムバック活動を締めくくった。

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実際、この4番組の中で、「BTS」がカムバックステージを披露したのは「M COUNTDOWN」、「ミュージックバンク」、「人気歌謡」の3番組。「BTS」が所属するHYBEとMBCの不仲は有名な話で、やはり今回もMBCへの出演はなく、毎週土曜放送のMBC「ショー!K-POPの中心」は18日、プロ野球中継の影響で放送休止だった。

各番組とも、「BTS」の出演は大きな話題となったが、今回はカムバック活動の最後を飾った「人気歌謡」を振り返ってみる。同番組は、事務所の後輩「TOMORROW X TOGETHER」ヨンジュンがMCの一人として活躍中。「約2年ぶりに国内の音楽番組に出演するうちの兄貴たち~!」と叫ぶヨンジュンの紹介で、ヘッドライナーとして「BTS」が登場した。

事前収録されたこのカムバックステージは「2013年6月13日、僕たちの夢は始まった」という字幕が映され、この9年の活動を縮約した映像が公開された後、メンバーたちはファンソング「For Youth」とタイトル曲「Yet To Come」を披露した。

特に放送後、話題となったのは韓国の音楽番組ではお馴染みのエンディングポーズだ。「For Youth」では、J-HOPE、SUGA、Vの3人、「Yet To Come」ではJIMIN、JIN、RM、JUNG KOOKの4人が担当したが、7人7様のポーズをとり、魅力を爆発させた。

J-HOPEははにかんだような笑顔、SUGAは激しく踊った後のように息をはぁはぁさせたようなポーズ、Vも同じく息をはぁはぁさせてからのウインク&ピースサイン。このVのキュートさにはキュンキュンさせられたファンが多いだろう。

JINは驚いた表情からの笑顔でいいねポーズ、RMは帽子を深くかぶって顔を覆う“ヤドカリポーズ”、JUNG KOOKもVと同じように大げさにウインクをした後、天真らんまんな笑顔を見せた。


このように、おちゃ目に面白さを出していたメンバーたちが多い中、一人だけ真面目に“らしさ”を出していたのがJIMIN。カメラに向かって、何かメッセージを伝えたのだ。マイクの音声は入っていなかったので、口の動きを読んでみると、「僕たちのアルバムを愛してくださり、ありがとうございます。今回、新曲が出ました。たくさん聴いてください。分かってますよね?アンニョン」というような内容のことを言っていたとみられる。

今回、「人気歌謡」ではメンバーたちがトークをする場面がなく、歌唱シーンだけだったので、このJIMINのエンディングメッセージは、音声はなくとも、ファンを感動させるシーンとなった。また、全体を通して、Vのクローズアップがやたら多いカメラワークだったのは気のせいだろうか。ともかく、短いながらも濃い「BTS」のカムバック週間だった。

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