4月の消費者物価、前年比5.4%上昇…家計への負担高まる＝韓国

韓国の消費者物価が大きく上昇し庶民の家計への負担も大きくなっている。世界的な供給網問題により国際原油価格や穀物などの価格が上昇したことに加え、防疫規制の解除により需要が増加したことで、価格の上昇幅が拡大している。

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3日統計庁によると、先月の消費者物価指数は前年同月比5.4%上昇し、2008年8月（5.6%）以来13年9か月ぶりに最高の上昇幅を記録した。

支出目的別では、交通が前年同月比14.5%上昇し、次いで飲食および宿泊7.3%、食料品および非酒類飲料6.0%、家庭用品および家事サービス5.4%、住宅・水道・電気および飲料5.0%などの順で上昇幅が大きかった。

品目性質別にみると、石油類が34.8%、畜産物12.1%、加工食品7.6%、外食7.4%などの順で上昇した。

細部品目別では、農畜水産物のうちジャガイモ（32.1%）、輸入牛肉（27.9%）、ブドウ（27.0%）、ハクサイ（24.0%）、豚肉（20.7%）、鶏肉（16.1%）、国産牛肉（2.7%）などが上昇した。工業製品では、灯油（60.8%）、軽油（45.8%）、ガソリン（27.0%）、自動車用LPG（26.0%）などの順で上昇した。

一方、農畜水産物のうちネギ（-48.0%）、サツマイモ（-30.3%）、リンゴ（-22.7%）、唐辛子粉（-15.6%）、玉ネギ（-15.0%）、米（－11.2%）、卵（－6.3%）、工業製品のうち衣類乾燥機（－6.6%）、テレビ（－6.2%）、マスク（－5.5%）、掃除機（－3.9%）、パソコン（－2.1%）などが下落した。