米ホワイトハウスは「北朝鮮はサイバー犯罪を通じて、兵器開発の資金を調達している」と明らかにした(画像提供:wowkorea)
米ホワイトハウスは「北朝鮮はサイバー犯罪を通じて、兵器開発の資金を調達している」と明らかにした(画像提供:wowkorea)
米ホワイトハウスは19日(現地時間)「北朝鮮はサイバー犯罪を通じて、弾道ミサイルなど兵器開発の資金を調達している」とし「仮想通貨を利用した制裁回避を遮断する」と明らかにした。

ホワイトハウス国家安保会議(NSC)のアン・ニューバーガー サイバー・新技術担当副補佐官はこの日、ニューヨーク外国メディア記者協会(NYFPC)のオンライン会見で「制裁を迂回し、大量破壊兵器(WMD)と弾道ミサイル開発を支援する北朝鮮の悪意的なサイバー行為に対して発言する」と語った。

ニューバーガー副補佐官は「北朝鮮の度重なる悪意的なサイバー行為に関して、先週行なわれた米国の措置を強調したい」とし「最近財務省は、ブロックチェーンのビデオゲーム“アクシーインフィニティ”に対する6億2000万ドルの仮想通貨ハッキングの背後に、北朝鮮につながった組織“ラザルス”がいるものとみて、彼らにつながっているイーサリアムのウォレットアドレス(仮想口座)を制裁リストに追加した」と言及した。

また「北朝鮮はWMDと弾道ミサイルプログラムの財源を調達するため、サイバー犯罪などの不法行為に依存している」とし「国連と米国の制裁を避けるため努力している」と指摘した。

米財務省は「北朝鮮のウォレットアドレスを制裁対象にあげたのは、北朝鮮が盗んだ仮想通貨の資金を動かすことができないよう凍結し、該当口座に関する取引を遮断するためだ」と説明した。

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