中国の王毅外相は6日、イスラエルのヤイール・ラピード首相代理兼外相と電話会談を行い、国際社会の対ロシア制裁強化に反対した。

 中国外交部によると、王外相はラピード首相代理とウクライナ問題やイスラエル・パキスタン問題、イランの核問題などについて協議した。

 ロシア軍によるブチャでの残虐行為により、フランス・ドイツ・イタリアなど多くの国がロシア外交官を追放する中、ロシアへのさらに強力な制裁が取りざたされている。

 これについて、王外相は「現在、各方面において停戦の実現と平和の回復を願う声が上がっている。しかし、火に油を注いでいては停戦はできない。平和のためには、(制裁によって)極限的な圧力をかけてはならない。対話と交渉こそが、正しい方法だ」と主張した。
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