NHKは防衛省がロシア海軍が日本周辺での活動を強化していると把握し、航海目的などを分析していると報じた。
防衛省によると、今月10日午前2時ごろ、ロシア海軍の艦艇と船舶10隻が北海道の襟裳岬から東北方向に約180キロの太平洋を航海していることを海上自衛隊が確認した。
ロシア海軍は先月からオホーツク海などで大規模な海上訓練を実施している。日本海峡では10隻の駆逐艦と護衛艦などが演習に参加していたものと推定される。
津軽海峡は「国際海峡」であるため、軍艦を含め外国船舶の航海は国際的に容認される。
ただ、防衛省関係者は「これほどのロシア海軍艦艇が津軽海峡を一度に通過することは珍しい」とし、「ロシアに制裁を課した日本をけん制した可能性もある」と述べた。
ロシアはウクライナ侵攻をきっかけに西側が強力な制裁を課したことに反発し、今月7日に米国、英国、欧州連合(EU)加盟国だけでなく、日本や韓国、台湾など米国の制裁に加わった米国同盟国まで“非友好的国家”に指定した。
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