韓国の市民団体、「佐渡島の金山」のユネスコ登録申請を阻止する「日本語ポスター」配布

日本が新潟県「佐渡島の金山」の国連教育科学文化機関（ユネスコ）世界文化遺産登録を推進していることに関して、韓国の市民団体VANKが10日、「これを阻止してほしい」と日本人に訴えるポスターをSNS上に配布した。

　日本語で作成されたポスターは2枚で、「佐渡金山の世界遺産登録を反対します。日本がユネスコの世界遺産制度を利用して強制労働の過去をロンダリングすることを防いでください」というものと、「うそをつく者、うその重さに耐えられない。朝鮮半島出身者の強制徴用、帝国主義、侵略戦争、歴史わい曲」などの内容が記されている。

　VANKのパク・ギテ団長は「日本が佐渡金山を世界遺産に正式申請するための時間はあと20日程だ。それまで申請を防げるように日本人を対象に世論形成に出る」とし、「世界の在外韓国人が積極的に参加してほしい」と訴えている。