金正恩氏の後頭部に「医療用テープの痕」か…健康状態が再び話題に＝韓国報道

北朝鮮のキム・ジョンウン（金正恩）党総書記の後頭部に医療用テープの痕とみられるものが見つかった。

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　金正恩党総書記は先週、朝鮮労働党中央委員会第8期第4回総会を主宰した場で、後頭部に医療用テープを貼った痕跡が北朝鮮メディアに露出した。金正恩党総書記は昨年7月にも同じ場所に湿布を貼った姿が公開されたことがある。今回の総会でシャツの首回りに余裕があり、顔もやせ衰えた様子で現れたが、「後頭部テープ」まで捉えられ、体調に問題があるのではないかとみられている。

　朝鮮中央テレビの映像を見ると、金正恩党総書記が席に座りながら首を傾げた時、後頭部右側にテープを一度貼ってからはがした四角形の白い痕がくっきりと見える。韓国の医療専門家は「皮膚が出るように髪を剃ってパッチや医療用テープを貼った痕跡とみられる」と分析。保護用のばんそうこうを貼った可能性があるというのだ。

　韓国の国家情報院は昨年、金正恩党総書記が公の席で後頭部に湿布を貼って出てきてから健康異常説が浮上すると「パッチは数日前にはがしており、痕はなかった」と伝えた。しかし一部では、「頭痛緩和用」のパッチの可能性があると言われていた。

　また別の医療関係者は「金正恩党総書記のように高度の肥満だと不眠症やストレス解消のために睡眠安定薬を服用する可能性が高い。長期に渡って服用すると、頭痛や幻覚症状が見られるため、それを防止するために頭痛緩和用パッチを貼るケースがある」と伝えた。