「TWICE」や「Stray Kids」も参加…JYPが今年の社会貢献活動を振り返る(画像提供:wowkorea)
「TWICE」や「Stray Kids」も参加…JYPが今年の社会貢献活動を振り返る(画像提供:wowkorea)
JYPエンターテインメント(以下、JYP)が、2021年に行った社会貢献活動を決算する「EDM DAY」を開いて、1年を振り返る時間を持った。

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 JYPは、2002年から所属アーティストとともに小児病棟で年末チャリティ音楽会を開催したことを始め、様々な形のボランティアを実践してきた。2019年に人々から受けた愛を社会に還元しようと、CSR(企業の社会的責任)活動を体系化して、「EDM(Every Dream Matters!:世の中のすべての夢は大切だ)」というキャッチフレーズのもと、子どもたちのための色々なプロジェクトを積極的に展開している。

 最近、JYP筆頭株主のパク・ジニョンと「TWICE」サナ、「Stray Kids」バンチャンは、2021年にJYPがEDM社会貢献事業の一環として進めたプロジェクトや結果を紹介する「EDM DAY」を開いた。これに対しJYPは24日、公式SNSチャンネルに映像「[2021 JYP EDM DAY] Every Dream Matters!」を公開して、いい影響力の発信に参加してくれたファンたちに、感謝を伝えた。

 本格的なイベントに先立ち、パク・ジニョンはクリスマスを迎えて準備したプレゼントを、サナとバンチャンに渡した。プレゼントは、使用済みのペットボトル22本で再誕生した毛布で、アップサイクル製品ということで特別な意味を加えた。続いて、「2002年からやってきましたが、ますますファンのみなさんの参加が増えて、今年はどんな仕事をしたのか報告するために席を設けました」として、「EDM DAY」の趣旨を紹介した。

 2019年に始まったEDMの願いを叶える事業は、難病の子どもたちを心的にサポートして、希望を与えるプロジェクトで2019年に50人、2020年に60人、2021年に70人で合計180人が参加した。願いを叶える活動基金は約8億8000万ウォン(約8500万円)で、ファンからの寄付金約6450万ウォン(約625万円)と、JYPおよびアーティストからの寄付金8億1580万ウォン(約7880万円)を合算した金額だ。

 この事業の意義についてサナは、「『TWICE』のおかげで元気が出るという話を聞く時も、心に響きます。特にメンバーの“ジヒョ”と同じ名前の“ジヒョ”という子を思い出します。直接会えないので映像だけで会うようになりましたが、一緒にいるだけで本当に大きな意味になりました」と話した。バンチャンもやはり、「今年4人の子どもたちに会いました。誰かの願いを叶えてあげるということだけでも、気分が良くて幸せでした。会える時間それ自体が大切に感じられて、もっと大きな喜びを感じたように思います」と話した。2人の話を聞いたパク・ジニョンは、「私たちが願いを叶える事業をするようになった理由は、夢を一度叶えるという経験を味わったら、目標がさらに正確になって実際の子どもたちの回復率が高いからです。経験してみると、本当に元気になるようです。病気と闘って勝つ確率が上がるのを確認してみて、夢や希望が本当に強い力を持っているんだと思います。充実しています」として、EDMの願いを叶える事業が、病気と闘って勝てるようになる原動力になっているという点を強調した。

 そうかと思えば3人は、「EDM DAY」を記念して、今年「Wish Day」を通じて願いを叶えたチョン・ウチャンくんとビデオ通話で話す時間も持った。普段から飼育員になる夢を持っていて、体験でその夢を叶えた彼は、「もともと動物がもっと見たかったけど、アトラクションに乗ったのがおもしろかった」と回想したあと、「アスリート、警察、マジシャン、レストランの社長まで、別の夢もできた」と、夢の大きさがさらに大きくなったことも知らせた。また、「病院にいる時、外で遊ぶのが夢だったけどテーマパークに行ってみたら幸せだった。もう僕も、ほかの友達の願いを叶えてあげられる人になりたい」と伝えて、温かい感動をプレゼントした。

 経済的に困難を経験している難病の子どもたちの治療費をサポートする、「EDM治療費支援事業」も紹介された。JYPは2021年に30人の児童支援を計画していたが、韓国国内外の児童合計247人に治療費のサポートを大幅拡張した。また、韓国はもちろんモンゴル、フィリピン、ベトナム、バングラデシュなど、海外4つの地域に支援を拡大して、グローバルファンの愛に応える努力をした。パク・ジニョンは、「自分の子どもたちが苦しんでいるのに、治療するお金がなければどんな気持ちだろうと、少し想像してみましたが、耐えられませんでした。それでより一層、(治療費の支援事業を)情熱的にすることになった気がします」として、該当事業に注力するようになったきっかけを伝えた。

 この事業の一環として、ト・ユンソくんの事例も紹介された。普段、作曲家を夢見たト・ユンソくんは、「メンターデー」を通じて、JYPパブリッシング所属のVERSACHOI作家とメンタリングの時間を持った。ト・ユンソくんの母親は、「メンタリングを受けた日が、骨肉腫の再発診断を受けた日でした。あきらめたい気持ちもありましたが、ユンソが先生にお目にかかってきてから、さらに夢について具体的に考えるようになりました。また、期待していませんでしたが治療支援事業があるとおっしゃってくださって、このように医療費も支援していただきました」と感謝の気持ちを表わした。

 ト・ユンソくんが直接作った歌を聴いてみたというパク・ジニョンは、「15才の彼が作ったという点に本当に驚きました。歌詞がない演奏曲であるにも関わらず、真心が感じられました。美しい歌をたくさん作って、世の中の人々に勇気と希望を与えてほしいです」と望んだ。また、海外治療費支援事業の一環として、盲腸の手術後に深刻な痛みに苦しめられて、治療費支援を通じて2回の開腹手術を受けて健康を取り戻したフィリピンの11才の少年ジャスティンくんの事例も紹介され、彼は「もう兄弟たちと鬼ごっこもしながら遊べるようになった」として、感謝の映像メッセージを伝えて、温かさを加えた。

 JYPは、子どもたちがより一層元気に生きていけるように努力して、夢の土壌を作るエコ事業「Love Earth」も進行中だ。グローバル環境ネットワーク1% for the Planetのメンバーであり、カフェのJYPソウルカップは、売り上げの1%を環境団体に寄付している。今年エコを実践する「ECO Friends」を探すプロジェクト「バーナードのECO Friends」を進めてきたバーナード・パクが、該当事業を紹介するサプライズゲストとして出演した。彼は、「エコを守る専門的な方々から、直接学ぶことができる機会ができて良かったです。また、ファンの方々参加して下さった認証写真を見て、うれしかったです」と、該当プロジェクトの感想を伝えた。

 「EDM DAY」を終えてサナは、「今年も笑顔が美しい人々を見て、もう一度色々なことを考えました。人々の話をたくさん聞いて、環境について考えることができて良かったです」と話し、バンチャンは、「多くのことを学べました。今日会った人々をずっと応援しますし、今回のクリスマスにとても大きなプレゼントをもらったように思います」と感想を加えた。パク・ジニョンは、「2022年には、より多くの子どもたちの夢をサポートできるように努力するので、皆さんも積極的にたくさん参加してください」と呼びかけた。
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