日本が明日から外国人の入国を禁止…「オミクロン株」の流入予防=韓国報道(画像提供:wowkorea)
日本が明日から外国人の入国を禁止…「オミクロン株」の流入予防=韓国報道(画像提供:wowkorea)
日本政府が新型コロナウィルス感染症(新型コロナ)の5番目の『懸念される変異株(VOC)』である「オミクロン株」の国内流入を防ぐため、外国人の新規入国を原則的に禁止する。

 岸田文雄首相は29日(きょう)、「オミクロン株の国内流入を防ぐための対策として、入国規制を強化することにした」とし、「外国人の新規入国を30日午前0時から中断する」と発表した。

 日本政府は今年初めから新型コロナの拡散を防ぐことを目的に、外国人の新規入国を禁止してきた。しかし、最近になって1日における新型コロナの新規感染者数が100人を下回るまで急減したことを受けて、経済活動再開のために今月8日からはビジネス目的の短期滞在者や留学生、技能実習生などの新規入国を許可し始めていた。新型コロナワクチンの接種完了や日本国内での行動計画の提出などの条件を付けつつだ。

 しかし、南アフリカ共和国で発見された新たな新型コロナ変異株「オミクロン株」がアフリカ大陸を超えてドイツやイタリアなどの欧州や香港、カナダなど世界的に拡散する兆しが見えたことで、今月28日(きのう)には南アフリカ共和国など9カ国から入国する外国人の入国を禁止し始めた。きょうの日本政府の(外国人の新規入国禁止措置についての)発表は、その措置をさらに強化し、「オミクロン株」が日本に流入することを阻止する目的のものだ。

 28日(きのう)、日本の国立感染症研究所は「オミクロン株」を『懸念される変異型(VOC)』に格上げした。VOCは全世界に拡散し、多くの死者を出したデルタ変異株と同レベルの観察体制だ。26日までは3段階のうちの2段階目である『注目すべき変異型(VOI)』だった「オミクロン株」の観察レベルを最終段階に引き上げたのだ。

 また、感染当局は南アフリカ共和国で発生し、欧州と北米大陸で相次いで発生している点を考慮して、直ちに入国制限措置を拡大することにした。新型コロナの新規感染者のうちの5~10%には遺伝情報(ゲノム)解析も要求することにした。
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