韓国で12月9日に公開される映画「ハッピーアワー」(映画社ジョア、トリプルピクチャーズ提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
韓国で12月9日に公開される映画「ハッピーアワー」(映画社ジョア、トリプルピクチャーズ提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】是枝裕和監督に続く日本の若き巨匠、濱口竜介監督の長編映画「ハッピーアワー」(2015)と「ドライブ・マイ・カー」(2021)が韓国で来月公開される。

 来月9日に公開される「ハッピーアワー」は、それぞれ異なる職業と性格を持つ30代後半に差し掛かった親友同士のあかり、桜子、芙美、純の物語を描いた。互いになんでも共有し分かり合っていると思っていた4人が、打ち明けることができなかった日常の悩みや真実と向き合い、傷つきながら本当の自分と幸せを探していく。

 同作品に出演するまで演技の経験がなかった主演女優4人は、第68回ロカルノ国際映画祭で最優秀女優賞を受賞した。

 同作品は上映時間が317分と5時間を超えるため途中休憩(10分)がある。

 7月に開催された第74回カンヌ国際映画祭で脚本賞を受賞した「ドライブ・マイ・カー」は来月22日に公開される。

 村上春樹の短編小説集「女のいない男たち」に収録された同名作品を原作とし、別の収録作品「シェエラザード」なども映画のモチーフとしている。同作も上映時間が179分と3時間近い。

 10月に韓国・釜山で開催された第26回釜山国際映画祭で、巨匠の新作や世界的な話題作を紹介する「ガラ・プレゼンテーション」で上映され、先ごろアジア太平洋映画賞の最優秀作品賞と脚本賞を受賞した。


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