韓国サムスン電子の李在鎔副会長は11月、米国に出張するものとみられる(画像提供:wowkorea)
韓国サムスン電子の李在鎔副会長は11月、米国に出張するものとみられる(画像提供:wowkorea)
韓国サムスン電子のイ・ジェヨン(李在鎔)副会長は11月、米国に出張するものとみられる。この出張により、米国における新規の半導体ファウンドリー(半導体委託生産工場)の敷地を確定する可能性が高い。現在の候補の中では、支援決議案を最終議決まで終えた米テキサス州タイラー市が有力だとされている。

イ・ジェヨン の最新ニュースまとめ

きょう(20日)韓国の財界によると、イ副会長は早ければ10月末、遅くとも11月には米国に出張するものとみられる。いったん、米国の新規工場敷地の確定が急がれる課題となっているためである。

今のところ米国内の敷地候補の中では、タイラー市が最も有力なものとして検討されている。タイラー市議会は最近、サムスン電子への税制恵沢支援の決議案を最終議決するなど、サムスン電子の工場支援に関する行政的手続きを終えた状態である。

一方、英国のザ・エコノミストは今月17日(現地時間)「サムスン電子、最先端半導体の覇権を狙う」というタイトルの特集記事を掲載し、イ副会長の行動に注目した。

この記事では「サムスン電子が半導体ファウンドリーの1位である台湾TSMCに立ち向かうことのできる企業となるには、イ副会長が速やかに経営の前面に出てこなければならない」とし「サムスンは非常に重要な時期を迎えている」と分析された。

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