韓国で昨年に売上高1兆ウォンを上げたMS、実績下落のオラクル(画像提供:wowkorea)
韓国で昨年に売上高1兆ウォンを上げたMS、実績下落のオラクル(画像提供:wowkorea)
韓国マイクロソフトの報告書によると、同社は昨年の会計年度(2020年7月1日~2021年6月30日)基準の売上高が1兆1613億ウォン、営業利益が1314億ウォンを記録した。1年前に比べ売上高は0.5%、営業利益は75%、それぞれ増加した。純利益は135%増の1076億ウォンだった。

サービスの売上高がとくに大きく増加した。サービスなどその他の売上高は、昨年の2956億ウォンより50%以上増の4464億ウォンとなった。新型コロナウイルス拡大以降、クラウドサービス「アジュール」や「オフィス365」などの売上高が増えて実績をけん引したと分析できる。商品の売上高は6121億ウォンを記録し、前年と同水準だった。同社は10月5日、韓国を含む世界190か国で「ウィンドウズ11」を販売開始した。

マイクロソフトが韓国での実績を公開したのは「株式会社などの外部監査に関する法律」改正により、有限会社も実績公開が義務化されたためだ。

同様の理由で有限会社オラクルも9月、実績を公開した。同社の実績公開は2008年以降、初めてとなる。昨年度(2020年6月1日~2021年5月31日)の売上高は8843億ウォンを記録。1年前(9014億ウォン)より2%減った。営業利益も165億ウォンから143億ウォンへと13.6%減少した。クラウド市場での停滞が、成長が落ち込んだ理由とみられる。一方で純利益は1333億ウォンの赤字から76億ウォンの黒字へと転換した。



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