「仲間を侮辱」衝撃メッセージが公開されたショートトラック韓国代表シム・ソクヒ、大会出場は「難しい」

仲間を侮辱するような衝撃メッセージが公開されたショートトラック韓国代表のシム・ソクヒ（24）について、大韓氷上競技連盟が代表チームから離れるよう指示したことがわかった。

シム・ソクヒ の最新ニュースまとめ

　11日、韓国メディアによると、大韓氷上競技連盟の関係者は「シム・ソクヒを含めコーチ陣との話し合いを経て、現在の雰囲気で共にトレーニングするのは難しいとの判断を下した」とし、「選手らの精神的な安定のための措置として、シム・ソクヒに選手村から離れるよう指示した」と明らかにした。

　また、来週開催されるISUショートトラックワールドカップについては「シム・ソクヒが出場するのは難しいだろう」とコメントした。

　これに先立ち韓国メディア「Dispatch」は去る8日、「シム・ソクヒ、韓国代表侮辱問題」というタイトルでシム・ソクヒが女子代表コーチとされるA氏と交わしたカカオトークメッセージを報じた。

　リアルタイムで試合を見ていたシム・ソクヒは、2018年2月13日に行われた女子ショートトラック500メートル準々決勝で中国選手を応援しながら、チェ・ミンジョンが惜しくも失格処分となったのを見て、「犬XX、人間性が出た」、「インタビューがゴミみたいだった」と侮辱。

　また、彼女は2月20日の女子ショートトラック3000メートルリレー決勝で、チェ・ミンジョン、キム・アラン、キム・イェジンと一緒にファイナルラウンドに進出した際、金メダルを取った競技についても失言した。

　シム・ソクヒは「キム・アラン、チェ・ミンジョンの演技がすごい」、「チェ・ミンジョン、キム・アラン、演技する姿が出てくるよ」、「チェ・ミンジョンも狂ったのかと（思った）。鳥肌が立った」と述べ、Aコーチも「みんな演技者なの？」などと相づちを打った。

　また、Aコーチが「キム・アランはなぜそうなのか」、「倒れたのも彼女1人だけだ」と話すと、シム・ソクヒは「病気だから」と暴言を吐いた。当時、ゴールまで6周を残した状態でキム・アランはアウトコースを大きく回り、2位まで上がった経緯がある。

　この他にもシム・ソクヒは金メダルについても「女子が失格でなければならなかった」、「私が恥ずかしいくらいだ。金メダルを取ったということが…」などと表現していた。