水曜集会の様子=6日、ソウル(聯合ニュース)
水曜集会の様子=6日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】旧日本軍の慰安婦被害者を支援する韓国団体「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯」(正義連)は6日、慰安婦問題の解決を求める定例の「水曜集会」をソウルの日本大使館前で開催した。 集会に出席した正義連のハン・ギョンヒ事務総長は記者会見で、日本の岸田首相に対し「平和の未来への一歩を踏み出すことを期待する」とした上で、「(日本の)犯罪事実を明確に認め、覆すことのできない公式的な方式で慰安婦被害者に謝罪すべきだ」と求めた。 4日に新首相に選出された岸田氏は2012年12月に発足した第2次安倍内閣に外相として入閣し、在任中の15年12月に発表された旧日本軍の慰安婦問題を巡る韓日合意を主導したことで知られる。 正義連は、日本政府が収集してきた旧日本軍の慰安婦制度に関する全ての資料を公開し、体系的に真相を究明するよう求めるとともに、慰安婦問題で旧日本軍の関与と強制性を認めた1993年の河野談話の継承と正しい歴史教育を行い、反人道的犯罪事実の否定をやめ、再発を防止するよう促した。
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