韓国では「青少年特別会議」が18日、本会議を開催する(画像提供:wowkorea)
韓国では「青少年特別会議」が18日、本会議を開催する(画像提供:wowkorea)
韓国では、青少年が主導的に青少年の政策課題を発掘し政府に提案する「青少年特別会議」が、きょう(18日)本会議を開催する。オンラインにより開かれる今回の本会議では、ことし韓国政府の省庁に提案する政策課題を最終的に決定する予定である。

韓国の女性家族部(省)は2005年から毎年「青年特別会議」を構想・運営し、青少年たちが専門家たちと共に討論と活動を通じて、汎政府的次元における青少年政策を提案および点検するようにしている。青少年特別会議は、各地域を代表する17の市・道の青少年たちと中央で選抜された青少年たちを含め、計500余人により構成されている。

青少年特別会議の青少年委員たちは去る5月、ことしの政策テーマとして「開始点が同じ青少年、各自の機会で輝く」を掲げ、このテーマを基に経済活動・教育・権利・福祉などの領域における政策課題を発掘してきた。

経済活動の領域では「不当待遇のない青少年の労働環境の構築」、教育領域では「学校外の青少年のための非対面学習支援」などの課題が話し合われた。また権利および参加の領域では「青少年の参与権の拡大」、福祉の領域では「ぜい弱層の青少年支援の拡大」に関する課題も、討議を経て本会議に上程される。

特にことし青少年特別会議は、「青少年円卓会議」と「オンライン政策提案公募展」などを開催し、より多様な青少年の声を集めた。

青少年円卓会議では、青少年70余人が討論を通じて経済活動・教育・権利および参与・福祉の領域での政策提案12件を導き出し、これを本会議で具体化する予定である。

オンラインの政策提案公募展は、一般の青少年全体を対象にことしの6月16日から8月16日まで実施され、計39件の政策提案が受け付けられた。このうち青少年たちによる直接投票を通じて選定された13件が、特別会議の政策案件として選定された。

今回の本会議で導き出された政策課題は、今後全国の青少年特別会議委員全員によるオンライン投票で最終確定され、女性家族部を通じて各省庁に建議される予定である。ことしの12月には結果報告会を開催し、青少年が直接「2021年 青少年特別会議」の政策課題および省庁部署別受け入れ事項を発表し、活動を終える計画である。

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