韓国では、新型コロナワクチン1次接種率が60%を超えた(画像提供:wowkorea)
韓国では、新型コロナワクチン1次接種率が60%を超えた(画像提供:wowkorea)
韓国では新型コロナウイルス感染症の4次大流行が2か月以上続いている中、ワクチンが続々と国内に到着し、接種にもスピードが増し1次接種の累積接種率が60%を超えた。このスピードなら、韓国政府が目標として示した「秋夕(チュソク・中秋節)前の70%突破」は無難に達成するものと予想される。

きょう(8日)新型コロナ予防接種対応推進団によると、きのうの1次接種者は57万3321人で計3132万3194人が1次接種を終えた。これは人口対比で61.0%となる。

今後、秋夕前までの11日間に約512万人、一日46万人がワクチンを接種すれば全国民の70%である3600万人が1次接種を終えることになる。

一方、2次接種まで全て完了した人は1880万7546人と集計された。これは人口対比で36.6%となる。

またワクチンの受給状況も安定的である。韓国政府が直接契約したモデルナワクチン139万3000回分が昨夜到着したことにつづき、この日の午前にはファイザーワクチン342万8000回分が到着する。

さらに韓国政府がルーマニアと協力し確保したファイザーワクチン52万6500回分とモデルナワクチン45万回分も、この日の午後3時頃インチョン(仁川)国際空港に到着する予定である。

中央事故収拾本部のパク・ヒャン防疫総括班長は「現在まで確保したワクチンの量と予定されているワクチンの供給量を踏まえると、秋夕前までに全国民の1次接種70%の目標達成のために予想したよりも多い量だ」とし「今後10月末までに全国民の2次接種70%を達成するための量としても問題はないだろうと判断する。国民の皆さまはワクチン受給について不安に思うことなく、予防接種に積極的に参加してほしい」と語った。

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