尹相現議員(資料写真)=(聯合ニュース)
尹相現議員(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国国会の文化体育観光委員会に所属する尹相現(ユン・サンヒョン)議員(無所属)は25日、国益に大きく寄与した大衆文化芸術者に対し、芸術・スポーツ要員として代替服務を認める内容の兵役法改正案を発議した。

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 現行法上の芸術・スポーツ要員制度は、国内外の芸術コンクールや五輪・アジア大会の上位入賞者ら、芸術・スポーツ分野で特技を持つ人を編入対象とする。改正案は、この編入規定に大衆文化芸術を含めるものだ。

 芸術・スポーツ要員として服務する場合、4週間の基礎軍事訓練を受けた後、自身の得意分野に34か月従事すればよい。

 この間、芸術家やスポーツ選手を対象とする兵役特例から大衆文化分野のみが除外されているのは公平性に欠けるとの指摘があった。世界を舞台に活躍し、K―POPブームをけん引している男性グループBTS(防弾少年団)も特例の対象にすべきとの声がある。

 尹氏は「優れた競争力で韓流ブームを巻き起こし、国威を宣揚している大衆文化芸術者を排除することは制度の公平性を損なう」と改正案発議の背景を説明している。

 


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