“後輩へのいじめ騒動”射撃韓国代表キム・ミンジ、12年の資格停止(画像提供:wowkorea)
“後輩へのいじめ騒動”射撃韓国代表キム・ミンジ、12年の資格停止(画像提供:wowkorea)
後輩をいじめていた射撃韓国代表のキム・ミンジが2020東京オリンピックを控えて、12年の資格停止の処分を受けた。

 先月、キム・ミンジから暴言などいじめられてきたという選手の被害主張を確認した大韓射撃連盟は今月2日、スポーツ公正委員会を開催し12年の資格停止処分を下した。キム・ミンジは内容を伝えられてから1週間、大韓体育会に再審を申請することができ、再審の結果により懲戒の内容が変更する可能性もある。

 しかし、東京オリンピックには出場できなくなった。射撃連盟の懲戒が維持される場合、2032年夏季オリンピックまで出場できない。キム・ミンジは4月、昌原国際射撃場で開かれた東京オリンピック韓国代表選抜戦クレー射撃女子スキートで1位となり、東京オリンピック出場権を獲得した。

 射撃連盟は2か月以上の資格停止が下される場合、オリンピック出場選手を交代するという方針を打ち出したが、それよりさらに長い期間の懲戒が下されたことから、前回の選抜戦の結果を反映して他の選手を五輪に出場させる計画だ。

 キム・ミンジは2014年、仁川アジア大会のスキート個人戦で金メダルを獲得した韓国スキートの看板スターだ。同大会のスキート団体戦では銀メダル、2010広州アジア大会ではスキート個人戦と団体戦で銀メダル、2018ジャカルタ・パレンバン アジア大会ではスキート銅メダルを獲得するなど、アジア大会で5つのメダルを獲得したことがあるが、不名誉を背負った結果となった。

 また、キム・ミンジの夫で射撃韓国代表A選手と地方の実業団チーム所属B選手も加害者とされ、懲戒処分を受けた。A選手は11か月、Bは3年の資格停止を受けており、懲戒が維持されれば、彼らの代表資格もはく奪される。


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