北朝鮮、東京オリンピック地図の「竹島」表記に「猛非難」

北朝鮮は日本が東京オリンピック公式ホームページに竹島（韓国名:独島）を日本の領土として表記した聖火リレー地図を掲載したことについて7日 、「自らの再侵略策動を合法化、正当化する醜態であり、あくどい反歴史的妄動」と猛非難した。

北朝鮮の対外宣伝メディア「朝鮮の今日」は、「神聖な国際競技大会を悪用するな」との題名の体育省カン・オクキョン氏名義の記事を通じ、このように批判した。

メディアは、「神聖な国際競技大会を領土強奪の野望実現のための政治的な場として悪用しようとする日本反動の破廉恥で厚顔無恥な行為に、湧き上がる怒りを禁じ得ない」と伝えた。

続いて、日本がピョンチャン（平昌）冬期オリンピック当時には竹島が明示された朝鮮半島旗の使用を防ぐため、国際オリンピック委員会（IOC）に提訴した事実に言及し、「良心も道徳も礼儀も知らない希生の図太さ、鉄面皮だ」と指摘した。

メディアは、林子平が1785年に作った地図、日本植民地時代に日本王室の歴史学者、芝葛盛が制作した「日本歴史地図」や「新編日本歴史地図」などに言及し、「日本の良心的な学者や人物も独島がわが民族の領土だということを認めている」と強調した。

そして、「日本が過去犯罪に対する謝罪と賠償は固辞し、破廉恥な領土強奪行為に狂奔していることに対し、こみ上げる怒りを禁じえず、無謀な独島強奪策動を直ちにやめることを強く要求する」と促した。