韓国議員、「P4G首脳会談」の紹介映像に平壌地図「本当にミス?原本ファイルに“平壌”と記されている」(画像提供:wowkorea)
韓国議員、「P4G首脳会談」の紹介映像に平壌地図「本当にミス?原本ファイルに“平壌”と記されている」(画像提供:wowkorea)
韓国のホ・ウナ「国民の力」議員は3日、「各国のリーダーが環境問題について話し合う国際会議「P4G首脳会議」の開会式での紹介映像に、ピョンヤン(平壌)の地図が登場したことと関連し、そもそも原本ファイルのタイトルに平壌が明示されており、“誤って使用する”というのは不可能だと主張した。

 ホ議員は同日、SNSに掲載した文で「(開幕式の映像を作ったという)業者が利用したという映像購入サイトを直接訪ねてみると、あきれたことにP4Gのオープニングに使用された問題の映像は『Zooming in from earth orbit to Pyongyang North Korea in East Asia』、すなわち『北朝鮮平壌衛星映像』というタイトルで販売されていた」と述べた。

 これを前に外交部(外務省に相当)はホ議員に提出した書面答弁で、平壌の映像を挿入した経緯について、「制作会社が購買サイトで『コリア、地球、衛星写真』という3つの検索語を入力して検索された映像のうち、照会数が最も多いものを購入した。この映像が漢江とソウルのイメージなのか確認できなかったミス」と釈明している。

 ホ議員は「平壌衛星映像」として売られている映像を「ソウルだと思って載せた」という荒唐無稽ながらも厚かましい釈明を見ながら、ムン・ジェイン(文在寅)政府が国民をどれだけ軽く見ているのかを考えるようになる」と批判した。

 続けて「常識的にこの程度のことは業者がするようなミスではない」とし、その背景には誰かの指示があったはずだと主張した。

 該当映像は開会式の前日(29日)の最終リハーサルで初めて上映されたものだ。P4G首脳会議準備企画団側によると、先月25日に開かれた実務リハーサルで再生された映像には、該当ミスの部分が含まれておらず、その後実施された実務点検時にも含まれていなかった。当時、企画団に所属していた多数の公務員が参加したが、当該映像の間違いは誰も発見できなかった。

 ホ議員の指摘に対して外交部側は「現在、関連調査が進行中であることについては確認することができない」と述べた。

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