「原発処理水放出決定に深い憂慮」日本の姉妹都市に書簡送った済州市のアン・ドンウ市長(画像提供:wowkorea)
「原発処理水放出決定に深い憂慮」日本の姉妹都市に書簡送った済州市のアン・ドンウ市長(画像提供:wowkorea)
韓国・チェジュ(済州)市が13日、姉妹都市提携している日本国内の4つの都市に原発処理水放出決定に対して深い憂慮を伝える書簡を送った。

 書簡は、アン・ドンウ市長が済州市民を代表して漁業関係者への深いため息や未来の世代に戻ってくる被害を考慮して、改めて熟考してもらえるよう願う内容になっており、済州市と交流中の和歌山県和歌山市、兵庫県三田市、大分県別府市、東京都荒川区に伝達された。

 アン市長は書簡で「日本政府が周辺国家と十分な協議を通じてクリーンな情報公開と検証手続きを踏むことを提案する。長い間築いた信義と友情で、国際社会で共に安全と繁栄を守るために日本政府の賢明な判断を求めることにおいて、積極的に力添えいただけるよう切に願う」と伝えた。

 これについて済州市の関係者は「まだ4つの都市から返信はないが、今回の書簡が日本の市民や地方自治体が日本政府にこの問題について解決を求めるきっかけになってほしい」と述べた。

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