鄭銀敬、疾病管理庁長(画像提供:wowkorea)
鄭銀敬、疾病管理庁長(画像提供:wowkorea)
チョン・ウンギョン(鄭銀敬)疾病管理庁長(中央防疫対策本部長)は10日午前、ムン・ジェイン(文在寅)大統領の「9月末までに接種対象の国民全員にコロナワクチン1次接種をして、11月の集団免疫の達成目標を当初の計画より繰り上げる」との発言について「第3四半期(7~9月)のワクチンに対する供給日程がもう少し明確になり、ワクチンの種類が決まれば集団免疫の形成はもっと有利になる」と明らかにした。

鄭庁長はこの日午後のブリーフィングで「我々が『11月までに接種可能な対象国民の70%以上に接種する』と申し上げた」とし「集団免疫達成目標については2次接種を完了する時期と、また2次接種完了後に免疫がある程度形成される期間まで考慮して11月だと述べた」と明らかにした。

また「おそらく第3四半期に我々がワクチンの供給日程をもう少し明確にし、ワクチンの種類が決まれば、メッセンジャーRNA(mRNA)ワクチンの場合、接種間隔は3週間、ないし4週間と非常に短い」とし「そうした面で、集団免疫を形成するのにもっと有利になる」と述べた。

鄭庁長は「最大限9月までに1回以上の接種を受けられるよう、ワクチン確保と接種インフラを拡充して準備する」と付け加えた。

一方「接種対象については、現在までは18歳以上を前提としている状況」とし「最近、追加の臨床試験を通じてワクチン接種可能な対象年齢を12歳以下に下げている状況」と述べた。

さらに「ワクチン許可事項が変更される場合は、我々も接種対象者の拡大について専門家の意見を聴き、また予防接種専門委員会の審議を経て、計画に関する部分の調整を検討する予定だ」と述べた。

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