復縁を拒否されて元恋人を殺害した中国出身の同胞が1審で無期懲役=韓国(画像提供:wowkorea)
復縁を拒否されて元恋人を殺害した中国出身の同胞が1審で無期懲役=韓国(画像提供:wowkorea)
ソウル・テリム(大林)洞で男女2人を殺害した疑いで拘束起訴された中国出身の同胞が1審で無期懲役を言い渡された。

ソウル南部地裁は10日、殺人容疑で裁判に渡された中国出身の同胞A氏の宣告公判で無期懲役を宣告した。

裁判所は「人の命というのは決して元に戻すことができないものだ。被告人は何の理由もなく被害者を殺害し、家族からの許しも受けることができていないため、それに合った責任を負わなければならない」と判示した。

A氏は1月、ソウル・ヨンドゥンポ(永登浦)区大林洞の路地で、中国出身の同胞である50代の男女2人を凶器で刺して殺害した疑いで起訴された。犯行当時A氏は飲酒していた状態で、「元恋人が復縁を拒否して私を無視した」という趣旨を警察に陳述したことが分かった。

犯行当時、B氏はA氏の隣で被害者らをビール瓶などで暴行した疑い(特殊暴行)により、ともに起訴されて懲役2年を言い渡された。

裁判所は「被告人はA氏に対して殺害意図があったことまでは分からないが、このような残酷な結果が起きた以上、単純暴行と同じ刑を宣告することはできない」と説明した。
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