先月、非武装地帯(DMZ)周辺で2回にわたり北朝鮮に向けてビラを散布した容疑で取り調べを受けているパク氏は、同日午後2時ごろ、ソウル警察庁に出頭した。
パク氏は「鴨緑江・豆満江を渡る前に、南朝鮮(韓国)は米国の植民地で人間の生き地獄だと聞いたが、私たちがここで暮らしながら手紙を書き、対北ビラを通じて真実を述べようとしている」とし、ビラを散布した理由を説明した。
続けて「大韓民国の政治・文化・社会、自由民主主義、世界人権宣言を北朝鮮の人民に知らせるのはそんなに間違っているのか」と無罪を主張した。また、「私が刑務所に行けば、同志が北朝鮮にビラを飛ばし続ける」とも語った。
自由北朝鮮運動連合は先月25~29日、非武装地帯(DMZ)に隣接するキョンギド(京畿道)とカンウォンド(江原道)一帯で2回にわたり、対北ビラ50万枚、小冊子500冊、1ドル札5000枚を、北朝鮮に向けて散布したことがわかった。
これはことし3月、南北関係発展に関する法律改正案(対北ビラ禁止法)が施行された後、初めて行われた対北ビラ散布行為だ。
該当法律により、軍事境界線一帯での北朝鮮に向けた拡声器放送やビラ散布は、最大3年以下の懲役や3000万ウォン(約300万円)以下の罰金が科される可能性がある。
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