【ソウル聯合ニュース】韓国政府の新型コロナウイルス予防接種対応推進団は10日、ワクチン接種後に体調に異常が出たものの因果関係が認められなかった重症患者に対し、医療費を支援する事業を17日から実施する方針を明らかにした。

 支援金はワクチン接種後に発生した疾患の治療費として、1人当たり最大1000万ウォン(約98万円)が支給され、実施日前の接種者にも適用される。

 持病の治療費などは除外される。

 ワクチンと体調の異常に因果関係が認められる場合、支給された医療費を差し引いて被害補償が行われる。

 推進団は「重症患者を保護し、(ワクチン)接種に伴う副反応に対する国の責任を強化するため実施する」と説明した。


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