韓国の中小企業の4割は、新型コロナウイルス流行後に大企業と中小企業の二極化が進んだと判断していることが分かった(イラスト)=(聯合ニュース)
韓国の中小企業の4割は、新型コロナウイルス流行後に大企業と中小企業の二極化が進んだと判断していることが分かった(イラスト)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の中小企業の半数近くが新型コロナウイルス流行後に大企業との二極化がさらに進んだと判断していることが9日、分かった。 中小企業中央会が3月5~18日に中小製造企業500社を対象に実施したアンケートの結果によると、43.8%は新型コロナ流行前に比べ大企業と中小企業との二極化が「進んだ」と答えた。「改善された」との回答は0.4%にすぎず、「変わらない」は55.8%だった。 二極化解消策として、不公正取引の改善(45.4%)、制度の法制化(25.9%)、自発的な利益共有の文化拡散(22.7%)、民間主導の自律基金造成(3.6%)などが挙がった。 主な不公正取引のうち、「納品単価の大幅な値切り」が44.0%で最も多かったが、値切り要求に対応する方法については「これといった対策がないまま受け入れる」との回答が78.6%に上った。 適正な単価で取引するために必要な政策としては、原価連動制の導入(37.8%)、納品単価調整協議の活性化(26.3%)などが挙げられた。
Copyright 2021YONHAPNEWS. All rights reserved. 40