9日、損害保険業界によると、サムスン火災、現代海上、DB損害保険、KB損害保険の4月の自動車保険損害率は79~80.5%を記録し、前月の76.2-77.5%より3ポイントほど増えた。
損害率とは、顧客から受け取った保険料に対して、顧客に支払った保険金の割合を指す。損害保険業界は保険適正損害率を78~80%以下とみている。
損害保険会社は4月以降、自動車の損害率が増加すると予想している。コロナの長期化を受け、自動車の運行量は次第に増えており、整備業界の料金引き上げなどが予告され、前年より悪化する可能性がある。保険料の引き上げが当分厳しくなった大手社の場合、損害率の悪化につながりかねない。
保険業界の関係者は「コロナが長びくにつれ息苦しさを感じた人が車で旅行をすることで車両の運行も小幅に増えている雰囲気」とし「さらに整備料金引き上げ、水溶性塗料義務化など原価引き上げ要因が続いており、4~6月期以降からは損害率が増加する可能性もある」と言及した。
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