韓国海軍、「軽空母」事業の説明会を開催「原子力推進ではなく在来式推進体系」…「艦載機は未定」(画像提供:wowkorea)
韓国海軍、「軽空母」事業の説明会を開催「原子力推進ではなく在来式推進体系」…「艦載機は未定」(画像提供:wowkorea)
韓国海軍は21日、国防部の記者団に向けた軽空母導入に関する説明会を開き、軽空母エンジンについて「原子力推進方式は今回は使わない」とし、「(軽空母の排水量が) 3万トンである点などを考慮し、在来式の推進体系を使うことに決めた」と明らかにした。

 ただし、同関係者は「イージス駆逐艦のようにガスタービン方式のみ使うか、ハイブリッド方式を利用するかは検討中」としながら、「(具体的な仕様は)基本設計に入ってから検討する予定」と説明した。

 軽空母に搭載される艦載機としては、現在の垂直離着陸機能を有した米国産F-35B「ライトニングII」ステルス戦闘機が有力視されている状況だ。しかし、海軍関係者は艦載機の購買計画に関しては「まだ決定していない」と一線を引いた。

 海軍関係者はまた、「軽空母が2033年確保とのことなら、未来技術環境に適合しなければならない」という指摘には、「ドローン(無人機)母艦での利用も十分に考慮している」として、今後の関連技術発展により軽空母に有・無人機複合体系を装着できると見据えた。

 軽空母の建造には2兆ウォン(約1900億円)が投入され、年間500億ウォン(約48億円)の運用・維持費支出が予想され、「無駄金を使うな」との指摘があることについては「ことしの海軍の予算は8兆ウォンだ。運用維持費は予算の0.6%ほどで、無理はない」と述べた。


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