「新型コロナ抑制効果」と誇大広告…”ミルク姫の祖父が創業”南陽乳業、世宗工場に「2か月営業停止」の行政処分(画像提供:wowkorea)
「新型コロナ抑制効果」と誇大広告…”ミルク姫の祖父が創業”南陽乳業、世宗工場に「2か月営業停止」の行政処分(画像提供:wowkorea)
”ミルク姫”こと韓国のインフルエンサーで、韓国人気アイドルグループ「JYJ」ユチョンの元恋人としても有名になったファン・ハナ。麻薬容疑で収監中である彼女の祖父が創業した大手乳業メーカー「南陽乳業」が、自社製品の「ブルガリス」に新型コロナウイルスを抑制する効果があると発表、広告した。これは誇大広告の疑いがあるとして、韓国の食品医薬品安全処が行政処分および告発をした。

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 同件でセジョン(世宗)市は、食品表示広告法を違反したとして南陽乳業世宗工場に「2か月間の営業停止」行政処分を下す内容を事前通告したと明らかにした。

 市は、意見提出期間内に南陽乳業側の立場を検討した後、最終的な処分を確定する計画だ。通常、この手続きには約2週間かかると伝えられた。

 同工場に対する営業停止2か月の行政処分が確定すると、工場の稼働は中断される。この工場では、南陽乳業の主力製品であるブルガリス、牛乳、粉ミルクなどが生産されている。

 これを前に食品医薬品安全処は「南陽乳業が『ブルガリスには新型コロナウイルスにかからないようにする効果がある』という趣旨の研究とシンポジウムの開催に介入したことが確認された」と明かした。

 食品医薬品安全処は「食品は医薬品ではない」とした上で、「病気の予防や治療に効果があるものと認識される恐れがある表示や広告行為は、厳しく禁じられている。消費者は、虚偽および誇大広告に惑わされないでほしい」と呼びかけた。

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