北朝鮮労働党機関紙の労働新聞は、金正恩(キム・ジョンウン)党総書記がシリアのアサド大統領に送った祝電を18日付けの1面に掲載した。同紙によると、金総書記はシリア独立75周年に祝賀の挨拶を伝えた。労働新聞はまた『敬愛するキム・ジョンウン同志の名言解説』という特集記事で「党細胞は党と大衆を血縁の絆でつなぐ党の末端神経であり、一心団結の城塞を支える聖石」だと報道した。

キム・ジョンウン の最新ニュースまとめ

 北朝鮮のキム・ドクフン首相がウンリュル鉱山と黄海南道(ファンヘナムド)の様々な農業部門の事業を現地調査したニュースも1面に掲載された。キム首相は、今年を金属工業にとって力を入れながら立ち上がる年にすることと、様々な協同農場で実利を得ている営農方法を積極的に受け入れ、農産作業の機械化比重を高めることを強調した。

 新聞の2面には、5年前に金総書記が現地指導したタンポポ学習場工場が紹介された。同紙は、この工場でこの5年間、力強い闘争を繰り広げて多くの成果を成し遂げたと伝えた。また、国立交響楽団の楽長だったチェ・ギヒョク人民俳優の遺体が、シン・ミリ愛国烈士陵に安置されたという記事も掲載された。

 新聞の3面では、北朝鮮の国家経済発展5ヵ年計画を貫徹しているスンチョン地区の青年炭鉱連合企業所の労働者たち紹介された。同紙は「すべての部門、単位の担い手と党員と労働者が今日の一日一日が党の決定を決死貫徹するための闘争過程」であることを肝に銘じなければならないと促した。新聞は稲苗代の種まきを“力強く”推進中の江原道の消息についても3面で伝えた。

 新聞の4面には『保健事業で一大革命を起こし、人民によりよい医療上の恩恵が届くようにしよう』という見出しの特集記事が掲載された。同紙は、人民のための恩恵を強調し、保健事業の強化に力を入れることを注文した。また、『医療奉仕の科学化、現代化の水準と保健の発展』と題した別の記事でも「最も優越して先進的な人民保健に発展させるための一大革命」を強調した。

 新聞の5面には昨年、洪水に見舞われた後、金総書記の指導の下で復旧を完了したウンパ郡テチョン里を紹介する記事が掲載された。同紙は、テチョン里の住民が無限の幸福と誇り、金総書記の意志を受けて力強く進んでいくことを固く誓ったと伝えた。また、同紙は別記事で「国の生態環境を保護する事業は人民のため、祖国の明日のために一時も疎かにしてはならない重要な問題」と報道した。

 新聞の6面には壬辰倭乱(日本名:文禄の役)を取り上げて日本を非難する内容の記事が載せられた。同氏は「わが人民は日本がわが国を侵略した歴史を忘れずにいる」とし、「日本が犯したすべての罪悪の代価を必ず払ってもらう」と強調した。新型コロナウイルス感染症(新型コロナ)防疫を引き続き行うことを要求する内容の特集記事や、世界の新型コロナの感染状況を巡る記事も6面に掲載された。

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