コロナ診断検査件数、半分に減っても新規感染者600人台…4次流行の懸念は続く=韓国(画像提供:wowkorea)
コロナ診断検査件数、半分に減っても新規感染者600人台…4次流行の懸念は続く=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国では、コロナ新規感染者が4日連続600人台となり、拡散傾向が続いている。

特に、週末を迎えてコロナ診断検査件数は普段に比べて半分ほどに減ったものの、新規感染者は600人台後半を記録した。

これを受け、今週の感染者は先週より増加する可能性が高まっている。特に、防疫当局が距離確保の段階を現状維持としている上、基本防疫守則を強化するなど、施設や個人の自主的な防疫強化に頼っており、拡大の勢いは容易には安定しないという指摘が出ている。

18日、中央防疫対策本部によると、この日0時現在の新規コロナ感染者は672人と集計された。国内で発生した感染者は649人、海外からの流入感染者は23人で、累積感染者は11万4115人となっている。

死亡者は3人で、累積死亡者は1797人、致命率は1.57%を記録した。重症患者は102人である。

この日の検査件数は4万1724件で、最近感染者が増加してから8万件以上を記録した週内と比べると半分ほどに減少した。首都圏臨時選別検査所の検査件数は2万3435件で、87人が感染者とわかった。

地域別には、ソウルでは202人の感染者が発生し、200人台の感染者数が続いている。キョンギド(京畿道)で181人、インチョン(仁川)では19人が感染し、首都圏では402人の感染者が発生した。

非首都圏では、キョンサンナムド(慶尚南道)で67人の感染が確認された。 集団感染の余波が絶えず、散発的な感染が続いている。

また、キョンサンプクド(慶尚北道)で26人、チョルラプクド(全羅北道)で21人、ウルサン(蔚山)で20人、チュンチョンナムド(忠清南道)で19人の感染者が出た。これらの地域でも散発的な集団感染は続いている。

その他の地域では、テグ(大邱)で13人、クァンジュ(光州)で12人、チュンチョンプクド(忠清北道)で10人、テジョン(大田)で5人、チョルラナムド(全羅南道)とセジョン(世宗)でそれぞれ2人、チェジュ(済州)で1人の感染が確認された。

海外からの流入による感染者23人は、検疫段階で9人、地域社会で14人と確認され、韓国人が10人、外国人が13人となっている。

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