「軍隊補償なし」「女性だけ秘書」…散見される20代の「ジェンダー衝突」=韓国(画像提供:wowkorea)
「軍隊補償なし」「女性だけ秘書」…散見される20代の「ジェンダー衝突」=韓国(画像提供:wowkorea)
最近韓国において「ジェンダー問題」が相次いで話題となっている。韓国電力と韓国水力原子力が軍のキャリアを昇進資格期間に反映していないことを決定し、若い男性の間で「逆差別だ」という不満が上がっている。

女性家族部傘下の韓国性平等教育振興院は、「男性が自ら潜在的加害者ではないことを証明せよ」と提案する映像をアップして多くの男性の袋叩きにあった。また、東亜製薬が、新入社員公開採用面接で女性に性差別にあたる質問をしたことが明らかになり、多くの女性たちが反発した。

就職を準備しているイムさん(27)は、「男女双方がこの社会が不平等だと思っている」とし「男は苦労して軍隊を行って来ても補償が全くなく、女性は社会生活の中で妊娠・出産をする過程で不利益を受け、双方が差別を経験するしかない構造だ」と強調した。


最近仕事を始めたヨム某氏(25・女)も「韓国社会は男性と女性双方にとって不平等である」とし、「最近は、既存の家父長制に抵抗する人であれば、すべてフェミニストと見る傾向があり、これが女性差別として作用していると思う」と話した。

韓国性平等教育振興院が、男が「潜在的加害者」ではないと証明しろという内容が盛り込まれた動画を作ったことについては、多くの人が否定的な意見を示した。

ヨム氏は「政府や政府機関が女性専用であるようなおかしな政策を施行し、女性の良くないイメージを強化している」とし「女性はそんなことがしたいのではない」と強調した。

東亜製薬採用面接でみられた性差別的な発言事例のように、採用から職場生活全般での女性が受ける差別は明らかであり、これを改善しなければならないという意見が多かった。

カン氏は「女性が職場生活をしながら感じる差別的な要素がなくなればいい」とし「女性の経済的な位置が高くなれば、自然に他の問題は解決することができるだろう」と述べた。
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