ソン・フンミンから始まったVAR論争…リネカー氏「フットボールを特別なものにするのが希釈されている」(画像提供:wowkorea)
ソン・フンミンから始まったVAR論争…リネカー氏「フットボールを特別なものにするのが希釈されている」(画像提供:wowkorea)
ゲーリー・リネカー氏がビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)に強い反感を示した。ソン・フンミン(トッテナム)へのファウルで得点が取り消されたのがことの発端となった。

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 イングランドの伝説的なFWであり、BBCの有名サッカーパネルでもあるリネカー氏が、議論を呼んでいるVARについて否定的な意見を明らかにした。 自分のSNSを通じて「VARがいかに滑稽なものかはっきりした。多くの汚点があるだけでなく、サッカー以外の人生も台無しにしている」と指摘した。

 特にリネカー氏は「セレモニーの喜びはすっかり薄れてしまった」と付け加えた。

 リネカー氏がこのようにVARに対して批判的な意見を明らかにするようになった発端にはソン・フンミンがいる。ソン・フンミンは12日(日本時間)に行われたトッテナム対マンチェスター・ユナイテッド戦の前半34分ごろ、スコット・マクトミネイの腕に当たって倒れた。その後、エディンソン・カバーニがゴールを決めた。

 しかしその後、ソン・フンミンに対するマクトミネイのファウルの有無をめぐってVARが行われた。マクトミネイの手がソン・フンミンの顔に当たったことが確認され、カバーニのゴールは取り消された。

 その後、この判定に対する多様な意見が出た。特に、マンチェスター・ユナイテッドのスールシャール監督は「主審の判定は明白なミスだ」とし、得点を取り消した審判の判定に不満を示した。

 マンチェスター・ユナイテッドのレジェンド、ロイ・キーン氏は「ソン・フンミンの状況がファウルなら、みんな家に帰るべきだ」とし、「ソン・フンミンのような選手があんな風に競技場に転がるなんて恥ずかしい」とし、疑問を呈した。また別のサッカー専門家マイカー・リチャーズ氏は「これはもうフットボールじゃない」とし「VARはむしろ審判に疑いを抱かせた」と意見を述べた。


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