世界各国で、アストラゼネカ社の新型コロナワクチンの使用を制限・中断している(画像提供:wowkorea)
世界各国で、アストラゼネカ社の新型コロナワクチンの使用を制限・中断している(画像提供:wowkorea)
アストラゼネカ(AZ)社の新型コロナウイルス感染症ワクチンが、「血栓」発生と関連性があるという欧州医薬品庁(EMA)の研究結果が公開されたことにより、その影響が出始めている。オーストラリア・フィリピンではAZワクチンの使用を制限し、アフリカ連合ではAZワクチンの購入計画を撤回した。

8日(現地時間)ロイター通信によると、オーストラリアは50歳未満の人々にAZワクチンより 優先的に米ファイザー社ワクチンを接種するよう勧告した。フィリピンは60歳未満の人々にAZワクチンの使用を中断するよう明らかにした。

これはEMAがAZワクチンと血栓の発生における関連性があると伝えたことによるもので、AZ宗主国である英国でも30歳未満にはAZワクチンを使用しないようにした。それ以降 12以上の国で、全面または部分的にAZワクチンの使用を中断している。

また アフリカ連合は、AZワクチンの購入計画を撤回した。ジョンソンエンドジョンソン社など、他のワクチンを探す方法を講じている。

Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 96