「蘆原区3母娘殺害事件」被疑者…サイコパスではないのか=韓国(画像提供:wowkorea)
「蘆原区3母娘殺害事件」被疑者…サイコパスではないのか=韓国(画像提供:wowkorea)
ソウル市蘆原区のあるマンションで3人の母娘を殺害した嫌疑を受けているキム・テヒョン被疑が、サイコパス判定を受けるのかが注目されている。

キム・テヒョン の最新ニュースまとめ

専門家たちは犯行に現れた過剰な暴力と残酷性を見るに、キム・テヒョン被疑がサイコパスの性向が見えるとするが、実際の犯行に影響を与えたのは歪んだ性格と性的妄想などに見えると診断した。

京畿大のコン・ジョンシク犯罪心理学科教授は、「犯行に影響を与えたのはサイコパスな性向よりも、疑心と執着など妄想による非合理的な事故に見える」と話した。

続けて「サイコパスは犯行を隠ぺいしたり、掴まらないように動くが、この被疑者の場合は被害者の家に3日も留まった。犯行を手に負えず、犯行場所で悩んだように見える。」と話した。

東国大のクァク・デギョン警察行政学科教授は、「犯罪と殺人を起こしたと言っても、サイコパスが確定するわけではなく、精神問題、犯罪経歴などを全て確認しなければいけない。」「常習的に嘘をつき、女性被害者に過激な暴力を行使したことを見ると、サイコパスの性向があるのかもしれないが、確信できない」と話した。

サイコパスなのか、違うのかについては重要ではないという指摘もある。サイコパステストが犯行の核心となる動機を把握するための手助けになるが、やもすれば本質を隠してしまうかもしれないということだ。

プロファイラーであるベ・サンフン忠北大社会学科教授は、「被疑者の主張のように、ストーキングによる偶発的な犯罪なのか、余罪を隠すためなのかなどを選別するためにサイコパステストを活用する」と話した。

また「成功した芸術家や指導者の中にサイコパスがいたという研究結果を見るに、サイコパスなのか違うのかは大きな意味はない。被疑者の成長背景、犯行目的、社会構造への影響などに焦点を合わせなければいけない」と強調した。
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