“AZワクチン宗主国”の英国も「30歳未満は、別のワクチンを」

英国は 10代から20代の若年層に対して、アストラゼネカ（AZ）社の新型コロナウイルス感染症ワクチンの使用を制限した。欧州医薬品庁（EMA）が、AZワクチンと ごく稀に生じる血栓の症状の間に関連性があるという結果を発表してからのことだ。このワクチンは多国籍製薬企業AZ社と英オックスフォード大学が共同開発したもので、事実上 英国が宗主国であることから、今回の措置による波紋が予想される。

7日（現地時間）英国医薬品健康製品規制局（MHPRA）はこの日「非常に稀な血栓のリスクのため、30歳未満には可能な限り AZワクチン以外の他のワクチンを接種する」と発表した。これはファイザー社やモデルナ社のワクチンを接種する方針であるとされている。