「車両用半導体」の不足現象が深刻化する中、日・中・韓の自動車業界が「非常事態」となった(画像提供:wowkorea)
「車両用半導体」の不足現象が深刻化する中、日・中・韓の自動車業界が「非常事態」となった(画像提供:wowkorea)
全世界的に「車両用半導体」の不足現象が深刻化する中、日本・中国・韓国の自動車業界が「非常事態」となった。部品受給問題で ホンダ・現代自動車・蔚来汽車(NIO)など3か国の主要自動車メーカーたちが、次々と生産中断に突入した状況である。この現象が当分の間 続くと予想されていることから、彼らの悩みは一層深くなるものとみられる。

今日(7日)中国自動車工業協会によると、去る2月の中国内の自動車生産量は150万3000台で、前月対比37.1%急減した。また 販売量も145万5000台にとどまり、41.9%減少した。

協会は 前月対比で自動車生産量が減少したことについて、「半導体不足」をその原因としてあげた。実際 このことで中国自動車企業は 一部の車種の生産を中断し、“蔚来”も先月29日から工場の稼働を5日間 中断するなど、他の自動車メーカーも生産量を大幅に減らしていることが伝えられている。

日本の「ホンダ」も、今月末に一部の車種の生産中断の可能性を言及した。またトヨタと日産も、車両用半導体の不足現象が長期化する可能性をあげ、減産を積極的に検討することにしたと伝えた。

韓国でも 現代自動車とキア(起亜)などが、すでに減産に入っていたり 考慮している。一部の車種においては 国内の工場の生産ラインを休業したり、海外の生産工場も一時稼働中断するなど、直接的な被害を受けている状況である。

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